私は、これまでは、
「この答えは『正しい』答えだろうか?」
「この道は『正しい』道だろうか?」
と不安を感じながら生きてきたように思う。
正解か、不正解か。
もしも不正解の道を進んでしまったら、
人生が終わるかのように思っていた。
それはまるで「黒ひげ危機一発ゲーム」をしているみたいな感覚だから、そりゃいつだってハラハラドキドキだ。
しかし、
人生の選択は、
一か八かの賭けではなく、
いまから何をして遊ぶかを決めるだけのこと。
ラブ・ロマンス映画を観るか、
ホラー映画を観るか。
スプラッシュ・マウンテンに乗るか、
イッツ・ア・スモールワールドに乗るか。
どちらを選んだっていい。
どちらの選択にも、それぞれの楽しさがある。
ただ、どちらを選ぶかを「みんなが選ぶから」という理由で、自分が本当は選びたくない(遊びたくない)ほうを選んでしまうと、
つまらないとか、しんどいと感じてしまったりする。
「みんなが選ぶから」という選択は、つまりは「エゴの選択」だ。
エゴではなく、自分の魂が望む選択をすることで、
自分の想像を超えた世界が広がっていく。
エゴの選択をしてしまったとしても、
いつからでも魂が望む選択をしなおせばいいだけのこと。
でも、人生の時間は有限だから、
魂が望む選択を早くできるといいよね。
こんな風にえらそうなこと書いてる私は、
50歳の手前でようやくそのことに気づいたわけだけど。
この文章を読んでくれているみなさんは、
今、ここで、自分の魂が望む選択をしてね。