「もし、結婚していなければ、
もし、子どもたちがいなければ、
もっと自由に生きられるのに。」
私は、そんな風に考えている自分に、愕然とした。
それが、私の人生の転換点だった。
私は、自分は自由ではないと思っているの?
私は、今の自分の人生に不満を感じているの?
私は、それを結婚していることを理由にあきらめているの?
私は、それを子どもたちのせいにしているの?
「私のぶんも、子どもたちには自由に生きてほしい。」
同時に、こう思っている自分にも気づいた。
結婚相手や子どもたちに、なんて失礼なんだろう、と思った。
自分の人生の責任を自分で取らずに、
結婚相手や子どもたちに押しつけているように感じたのだ。
私は、自分の人生を責任を持って生きよう、と思った。
結婚や、子どものせいにせず、
自分が生きたい人生を生きようって。
それは、とても恐ろしいことのようにも思えた。
大切な人たちを、傷つけるのではないかと、不安にもなった。
だけど、
今、
あの時の選択は正しかったと思える。
私の望みを叶えることができるのは私だけ。
私が私を幸せにすることが、
みんなを幸せにする第一歩。
だから、
あなたも、あなたの幸せの選択をしてほしい。
あなたは、あなたの望みを叶えてほしい。
その答えを知っているのは、あなただけ。
あなたにしか、できないこと。
あなたがあなたを幸せにすることが、
みんなを幸せにする。