前回の記事で、私のシンボルは「胎児」だと書いた。
自分のシンボルが何かを知ったあと、
その次のセッションでは、
自分のシンボルのようすを瞑想によって思い描いた。
そのとき頭に浮かんだシンボルのイメージは、
自分が言葉で口に出して、
ペアを組んだ人がその言葉を記録してくれる。
私は、その記録をもとに、
絵が得意な17歳の長男に、
私のシンボルをイラストにしてもらった。
まず、そのとき言葉により記録したシンボルのイメージがこちら。
"ピンクと黄色が混ざったような空間にいる。
母の胎内。すごく温かくて安心できる。
肉体を通して光が射し込んできている。
胎児はすごく満たされている。
どこにも力が入っていない。
浮かんでいる。
血管の流れみたいなものが見える。
それを見ていると心が落ち着く。
血液の流れに応じて、リズムを刻んでいる。
すごく自然で、何にも抗っていない。
とにかく気持ち良さそう。
自由だけど、何かと繋がっていて、
それがものすごく安心。"
そして、
シンボルが「胎児」であることと、
この言葉の記録を伝え、
長男が描いてくれたのがこちらの絵。
自分のイメージとピッタリの、
いや、
それ以上の絵を長男が描いてくれて、
私はものすごく感動した。
長男は、幼いころから絵を描くことが好きで、
学校へ行かなかった小中学生の期間もずっと絵を描きつづけてきた。
そして、通信制高校へ進学した理由も、
「絵を描く時間がほしいから」。
だれかに特別に習ったことはなく、
独学でここまでの力をつけてきた。
これはまさしく彼の才能だよね。
私は、いつも、長男が描いてくれたこのシンボルの絵を眺めながら、
自分のシンボルの姿をイメージしている。
※冨永のむ子さん、「自分の神話塾」、「パーソナルクレド(R)」については、
ぜひ以下のページをご覧ください。